緋色の研蹴

浦和レッズを中心にしたサッカー観戦ブログの予定です。ホームズ感はないです。

2019.07.31 vs鹿島 J1

鹿島戦です。

鹿島は安部や安西などがいなくなり、レオシルバも出れないなどかなり戦力的には落ちてる感じでしたね。

2分のシーンしかり、4分のシーンしかりチャンスは多かったけど上手く決め切れずズルズルいったので苦しい展開になってしまいました。興梠も試合後言ってましたが。

正直、全体を通しては鹿島に脅威をあまり感じませんでした。が、やっぱり隙を与えて許してくれるチームではなかったですね。

失点のシーンです。
1番悪いのは長澤のロストだったと思います。ミスの仕方、場所共に1番ダメなミス。今日のジャッジなら取られてもおかしくなかったけど、取られなくてもおかしくない程度のプレイ。なぜあそこまで判断遅かったのか。あの時間帯、あの場所、向き、全部最悪かなあと。

長澤のロストから後手後手の守備になり、流れの中で、土居が武藤槙野山中の中間のポジションに入り、そこに縦パスをつけられました。このとき山中は永木とセルジーニョがいるので離れられず、武藤がチェック。土居がセルジーニョに落とすと、武藤がそのままセルジーニョにチェック。土居はフリーになり武藤の背後をつき、槙野の横を抜ける。ここで槙野は出遅れ追いつけず、クロスを上げられゴール。土居のキックフェイクも上手かったですね。テンプレのような取られ方でした。

槙野のスライドが遅れた一因は一度伊藤翔がニアに流れてきたのが目に入ったところもあるのでしょうか。とはいえ、山中・槙野のユニットになるとこの間を突かれて失点というケースが多いです。受け渡しのルールを作れないもんなんですかね。どのチームもこのユニットの時は特に狙ってきてる気がします。

今回のケースは土居の中間ポジションからのフリーランニングと伊藤翔のニアからファーへの動きが上手かったので仕方ない部分がありますが、レッズとしては改善ポイントの一つでしょう。

続いて同点のシーン。
興梠はフラフラ歩いているようで上手く相手の間に入り込んでましたね。そして、山中の個の質。あのクロスは素晴らしいですね。抜ききらないどころか相手が前にいるにも関わらず、あのクロスはうまいです。あの蹴り方であの巻き方はかなり筋力使ってますよね。他の選手にはできないかなと。シュートもパンチあるのでさもありなんですが。

試合を通すと、やはり鹿島は鹿島で隙を見せてはいけないですね。これから何試合かやるので、活かして欲しい部分です。

ボランチに関してはやはり柴戸がいないのがデカかったかな。ちなみに個人的には長澤とエヴェルトンは逆で見たかったです。エヴェは前でボールを動かしてくれた方が全体のテンポが良くなるイメージがあります。守備面も長澤かなと。

山中に関しては賛否の分かれるところですよね。守備面に難ありですが、攻撃面では結果を出してます。ちなみに、個人的には攻撃面もポジショニングという点では物足りないんですよね。サイドに張って待ってることが多いので、手詰まりのシーンも多くなります。今みたいな終盤の固定砲台のような使い方になってしまうのは分かる気がします。


さて、決めるところは決めるこれができないと苦しくなる典型の試合でした。さっきも言ってますが、鹿島とは何度かやることになるので、次回は決め切って勝って欲しいところです!

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